【感想・ネタバレ】下座見の子 本丸 目付部屋13のレビュー

あらすじ

下座見――登城する大名家がどこかいち早く判別する門番の下役のこと

江戸城大手門で騒動!
野良犬と子供が城中に。
一途な子供たちを守る目付筆頭は報われるか。

怪我人も出て責任は誰に?
門を守る大名は老中の子息。
子供らが親の名を告げぬ謎。
十左衛門を目の敵にする、若年寄の思惑と評定の行方。

幕府武威の象徴でもある大手門で、よもやの事件。鑑札なしには通過できないそこを、野良犬と犬を追う子供二人が警固の門番らを抜けて城中に。門番は古参の譜代大名家が交代で務める大役だが、今は老中首座の子息が任されていた。さらに、くだんの子供たちを目付筆頭の妹尾十左衛門が預かったことから、なぜか五手掛の評定まで聞かれてしまい、事件はあらぬ方向へ……。

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Posted by ブクログ

江戸時代の江戸城の内側が知れて、しかも目付の仕事ぶりと、今昔代わりなく通づる上司と部下の信頼の中で務めを極める男たちのお話のこのシリーズ。

こんかいも、中老や老中と言った大きな武家と仕事を通して自分たちの真理を通そうとする目付け衆の働きぶりが心地よい。

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2023年05月11日

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