藤木桂の作品一覧

「藤木桂」の「本丸 目付部屋」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 本丸 目付部屋 権威に媚びぬ十人
    3.8
    1~15巻770~880円 (税込)
    権力に阿ることなく、自らを律し正義を貫く清々しき十人の侍たち 仮令、老中の事たりとも、非曲あらば言上すべし── 「柳之間誓詞」心得を胸に、大目付の非道と対決する。 「武家の鑑」目付の活躍! 早朝、大名の行列と旗本の一行がお城近くで鉢合わせ、旗本方の中間がけがをしたのだが、手早い目付の差配で、事件は一件落着かと思われた。ところが、目付の出しゃばりととらえた大目付の、まだ年若い大名に対する逆恨みの仕打ちに、目付筆頭の妹尾十左衛門は異を唱える。さらに大目付のいかがわしい秘密が見えてきて……。正義を貫く目付十人の清々しい活躍。
  • 書院番組頭 本丸 目付部屋14

    Posted by ブクログ

     このシリーズもはや14巻目。
    目付け衆一同の仕事ぶりやそれを束ねる筆頭の妹尾十左衞門の人柄といい、部下たちのつながりなど、毎回気持ち良い読後感。

    会社のような部署集団というもの、上下左右(横の)つながりがものを言う。そしてその手先となる部下たちも。
    この集団たちを見ていると、常に上に立つものも見識を高めつつ自分をも向上させてゆかねばならないと感じる。
    一人一人の個性を尊重し、信頼する筆頭の魅力いっぱい!

    組織というもののあり方が透けて見える素敵なシリーズ。

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    2024年03月08日
  • 武士の情け 本丸 目付部屋12

    Posted by ブクログ

    テレビドラマの企画、脚本を経て本格時代小説を描き始めた作者のシリーズ12作目。

    今回も大満足の大好きなシリーズ作品。

    江戸城でめつけしゅう10人を束ねる筆頭妹尾十左衞門。
    今回の事件に当番目付けに、自身が大身旗本で武家の有様を何より重んじる小原孫九郎が現場に赴いたことにより、目付け衆が気をもむ様が微笑ましくその信頼感を寄せる様子が読んでいて読者がつい一緒に心配してしまう。
    弱者についつい贔屓目を持ちがちな小原だが、その実自分を知っていて「目付け公平」に苦心し難問を解決に向かわせる。

    はたまた、目付けの前身が勘定方に長く勤めた佐竹が担当した事案。数多くの村々を丹念に歩き体を壊してしまう。だ

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    2022年09月19日
  • 家頼み 本丸 目付部屋15

    Posted by ブクログ

    第一話家頼み、第二話博徒、第三話末期養子、の三話を収録。
    毎回この目付け10人集の組織力や信頼関係には心が癒される。
    また、知らず知らずに傲慢になってきたと自分を反省する筆頭のあり方にも、組織をまとめるリーダー力が伺える。

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    2024年09月06日
  • 下座見の子 本丸 目付部屋13

    Posted by ブクログ

    江戸時代の江戸城の内側が知れて、しかも目付の仕事ぶりと、今昔代わりなく通づる上司と部下の信頼の中で務めを極める男たちのお話のこのシリーズ。

    こんかいも、中老や老中と言った大きな武家と仕事を通して自分たちの真理を通そうとする目付け衆の働きぶりが心地よい。

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    2023年05月11日
  • 幕臣の湯屋 本丸 目付部屋11

    Posted by ブクログ

    本丸目付け部屋の十人集は私にとっても、ヒーロー。
    心を砕き禄高が低くとも、目付けの正義を貫こうと一生懸命に働く。

    今回は、拝領屋敷の領地替え騒動の事件に。

    今回から田沼意次が中老の中に参加。
    これから、何が起こるか?
    そしてその人となりはどう描かれるか?たのしみ。

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    2022年05月21日

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