あらすじ
やっぱりカイマンあっての『ドロヘドロ』!
カイマンと感動の再会を果たしたニカイドウ。
カイマン!カイマン!喜び勇んで駆け寄ろうとするも、ある疑念が頭をもたげる…
「このカイマンは、本当にカイマンか?」
デパートの奥、ニカイドウを導いた謎の悪魔はデパート脱出のヒントを授ける。
「あるキーアイテムを手に入れろ。」
悪魔vs悪魔のバトル勃発。完璧な肉体が原因でハルは深い深い絶望を味わう。
「悪魔にケンカを売ったおしおきをしてやる。」
ゾンビ心にバラバラにされ捨て置かれた煙ファミリー。
藤田(弱い)、鳥太(弱い?)、ターキー(料理人)、非戦闘員達が辺境から逆転を狙う。
「オレの身体は使わせないぞ。」
唯一ほのぼのと道中を行く恵比寿と毒蛾はまっ黒な町でひと休み。
「たてば しゃくやく。すわれば ぼたん。」
チューブを引きずり不気味に徘徊するボス(?)の影を、未だ誰もとらえられない…
混迷を極める中央デパート、最後まで立ち続けるのは誰だ?
魔法使いに頭をトカゲに変えられ、記憶を失うばかりか、自分の中に他人が住んでいる…???
そんなとてつもない状況に置かれた男、カイマン。「口の中の男」が犯人を言い当てるまで魔法使いの頭に噛みつき続けるカイマンは、はたして元の姿に戻れるのか…。
読み進めるにつれて明かされるカイマンの秘密や、魔法使いの世界とホール(人間の世界)との関係性の謎を知るたびに、「そういうことだったのか」「え、じゃあこれってあれと繋がってたの!?」という驚きがあり、読み進める手が止まりませんでした。
また、絵にとても味があってマンガの世界観とマッチしており、時には恐怖、時には安心感が感じられ、登場人物と感情を共有しているような気分になりました。
ただ顔を変えられたから元に戻すだけだと思っていたのに、登場人物やそれぞれの世界が複雑に絡み合い、あんな結末になるなんて…。
口の中に他人が住んでいる記憶の無いトカゲ頭の男の結末、少しでも気になった方は必読です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
……あの人に続きあの人もあの人も復活!それから、「笑えるか笑えないか」がすべての基準という、悪魔たちのキャラ設定がホント良すぎる~
……って、あれ?18集に「次集、完結。」とはっきり書いてあったのに、終わりませんでした。
事情を調べたら「編集部と相談した結果、ドロヘドロ単行本を20集まで出すことに決めました~。もう少しお付き合いください。よろしくお願いします!」とのことのようです。
引き延ばし感も無いのでもう存分にやってくれ!
ってか、IKKI休刊で完結がさらに延びたりするんだろうか……
Posted by ブクログ
この巻で完結かと思いきや、まだ終わらない!
ようやく復活したカイマン、ニカイドウとのコンビがやっぱりいい。
懐かしの2人に悪魔たちの遠足、生首たちのクッキングとシリアスというよりほんわかなかんじが多かった。
混沌としすぎてまた次巻で完結しないんじゃないかと期待してしまう。
Posted by ブクログ
新刊が発売される度に表紙に惹かれてしまう…
恵比寿・キクラゲ・毒蛾(記憶喪失)・煙(死体)の組み合わせをずっと見ていたい。
おまけの心先輩を心配しつつも踊りだす能井がかわいい。
この巻で完結していなかった事に驚いたが、終わってほしくないと思う反面、作者の新しい作品を見てみたい気持ちもある。
Posted by ブクログ
ハルがなんだかんだへイズ大好きで夫妻がかわいい。
なんでこんなにグッチャグチャ(物理)なのにみんなかわいいんだろう・・・生首なのにかわいい・・・
今までよりいい
7巻まで最高で8巻から18巻なんかなぁってちょっと思ってたけど
19巻は良かったわ
でも、もっとこう、ドロヘドロに求めてるものは短編なんだなーって思うので
ここらへん話がしっかり続きすぎてるんだよね