【感想・ネタバレ】夜来香海峡のレビュー

あらすじ

山形の寒村に中国旧満州地方から嫁いだ女・青鈴(せいれい)が二億円を持って消えた。青鈴を花嫁に斡旋した蔵田雄介はやくざに脅迫され、その足取りを追わされる。津軽海峡を渡り北へ北へと向かう青鈴と謎の男。日本の暴力団、中国の黒社会に加えロシア・マフィアが北の地で繰り広げる、船戸節全開の傑作バイオレンス。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

たくさんどうしようもない人が出てきて、それぞれ背景が語られて、みんな幸せになってほしいけど、、って話。船戸作品にしては温めの温泉に浸かってる感じ。でも途中で投げ出せる箇所がなくてイッキ読みした。タイトルからアジア圏の話だとは思ったけど、まさか東北と北海道からでられないとは、思っても見なくて、閉じ込められてる感じが強い。

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2016年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局良い結末(?)を迎えた登場人物は一人だけ。特に何かが解決した訳でもなく、正直すっきりした読後感ではない。

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2012年06月18日

Posted by ブクログ

久しぶりの船戸小説。相変わらずのハードボイルド。東北で結婚紹介所を営む主人公、金を持って逃げる中国女、イタリアの車に異様にこだわるヤクザ、昔うでを振るったとび職、東北、北海道を舞台にロシアマフィア、中国ヤクザ、日本のヤクザが金とビジネスを求めて暗躍する。北朝鮮からの嫁斡旋ビジネス。いろんな世界があることはわかるが本の帯にあったような切なくて涙が止まらない、、という世界観ではなかったかな。。

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2012年04月28日

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