夜来香海峡

夜来香海峡

827円 (税込)

4pt

3.0

山形の寒村に中国旧満州地方から嫁いだ女・青鈴(せいれい)が二億円を持って消えた。青鈴を花嫁に斡旋した蔵田雄介はやくざに脅迫され、その足取りを追わされる。津軽海峡を渡り北へ北へと向かう青鈴と謎の男。日本の暴力団、中国の黒社会に加えロシア・マフィアが北の地で繰り広げる、船戸節全開の傑作バイオレンス。(講談社文庫)

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夜来香海峡 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    たくさんどうしようもない人が出てきて、それぞれ背景が語られて、みんな幸せになってほしいけど、、って話。船戸作品にしては温めの温泉に浸かってる感じ。でも途中で投げ出せる箇所がなくてイッキ読みした。タイトルからアジア圏の話だとは思ったけど、まさか東北と北海道からでられないとは、思っても見なくて、閉じ込め

    0
    2016年08月20日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの船戸小説。相変わらずのハードボイルド。東北で結婚紹介所を営む主人公、金を持って逃げる中国女、イタリアの車に異様にこだわるヤクザ、昔うでを振るったとび職、東北、北海道を舞台にロシアマフィア、中国ヤクザ、日本のヤクザが金とビジネスを求めて暗躍する。北朝鮮からの嫁斡旋ビジネス。いろんな世界がある

    0
    2012年04月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局良い結末(?)を迎えた登場人物は一人だけ。特に何かが解決した訳でもなく、正直すっきりした読後感ではない。

    0
    2012年06月18日

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