
オノマ 都辺さんのレビュー一覧

レビュアー
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ネタバレ 購入済み
魔法学園もの
ハリポタとツイステが好きな人は絶対好きだと思う
あ、私です…という方は購入して損はありません。どうぞカートへ笑(一応試し読みしてね!)
外国文学風の書き方も雰囲気が出てて良かった。
この作家さんの文体で雰囲気出す感じとっても好き!語彙力!て感じ笑
ざっくり言うと、いじめられっ子のサクセスストーリー。
試し読みの部分だけだと、いじめられてる描写だから重たそう?と思うかもだけど、攻めくんに引っ張られて、いじめのどんよりさが、どんどん軽快に吹き飛ばされていく。
爆発的に魅力的になっていく主人公に、攻めの子もタジタジになってしまい、スパダリになりきれなくなってしまうところが、等身大の学生ぽくてむし -
ネタバレ 購入済み
好みと違った
高評価だったので期待値もあった分、がっくりしてしまった。
びっくりするくらい好みと合わなかった。
主に恋愛の部分が共感できなくて、主人公はヒーローの顔が好きなんだね、ていうところしかあまり伝わって来なくて、そこから一歩踏み込んだヒーローの魅力が見えてこない。
ヒーローは、なんで主人公好きなんだろ?みたいな感じだった。甘酸っぱいやり取りや胸キュンポイントもなかった(私に刺さらなかっただけであったのかもしれない?)
カミルがヒーローの実子じゃなくて、歳の離れた弟だったらもうちょっと恋愛の部分も楽しめたかもだけど、前妻の存在が引っかかって、なおさらヒーローの気持ちが見えてこない感じ。
それでも、こ -
購入済み
執着依存から愛に成長
ヒーローは無意識の執着、ヒロインは盲目的は依存をお互いにしていて、いつも賢いヒーローの上で転がされていた高飛車だけど素直なヒロイン。
だがヒロインが死に戻り、ヒーローへの依存から脱却しようと思い立ち、もがきながら成長していく。
最終的に兄も人間らしく成長し、関係性も歪なものから愛し合うものに変化して、大団円。
ちょっぴりヒーローのサイコパスっぽさが怖いと感じてしまったが、執着が愛情に変わったことで人間味が出て、読後感も爽やかに終わったのが良かった。
執着ものにありがちな無理矢理な描写もなくて、なんだかんだヒーローがヒロインを大切にしているのも良かった。 -
購入済み
これから楽しみな作家さん
どんどん展開していくので飽きずに読み切れます。絵も綺麗で読みやすい。
ただ、内容のボリュームに対してページ数が足りないと思いました。細切れのエピソードを繋ぎ合わせているといった感じで、唐突にストーリーが切り替わっていく印象。
色っぽいシーンも上手な作家さんなので、せめて上下巻にしてストーリーを自然な流れで展開して、なおかつエピソードをもう少し丁寧に膨らませて描けたらストーリーも色っぽいシーンも中途半端にならずもっと良かったのではと思いました。
これからの作家さんという感じだから、たぶん出版社さん側とか編集さんとかも色々がんばっての落とし所でこの形になったという気がするので、次回作も楽しみです。 -
ネタバレ 購入済み
遊牧民系の世界観?が良き
おっとりマイペースだけど妻が絡むと最恐夫攻め
悲しい過去を持つ男前な弓名人受け
あらすじの通り、村を脅かす火種として無理やり嫁入りさせられた受け。
最初は野良猫どころか野生の獣バリに毛を逆立てていたけれど、攻めのおっとりした調子に心を許していき、お互いの過去を知るうちにかけがえのない存在となっていく。
戦闘シーンでは受けを思うあまり攻めがサイコパス?に開眼したりして血生臭い描写もあるが、割とサクッと本編は終了。
その後の短編がいくつか入っているので、周りから認められて溺愛イチャラブしている様子などを楽しめて読後感も良い。
非常に読みやすく、飽きずにサクサク読める。
重すぎず長すぎずのちょう -
購入済み
しごでき上司に甘やかされる
ホテルマンの上司と部下BL。
美醜の価値観の違いのパラレルワールド入れ替わりもの。
仕事のできる真面目な年上の上司攻め
繊細で他人の気持ちに敏感な年下受け
並行世界の自分と入れ替わった事で、関わるようになった仕事のできる大人な年上上司に、助けてもらったり、色々気づいてもらったり、気持ちを受け止めてもらったり。
その時々の距離感に合わせて、そっと甘やかしてくれる攻めの飯田さん。人に注目されたり好意を寄せられたりする事にトラウマのある受けの直央君も、それは好きになっちゃうよねぇ……!
お互い意識して、少しずつ距離が縮まっていく過程もほんわか胸キュンな感じですごく良いし、両片思いの糖度高めの甘酸 -
購入済み
表紙のイラストは、
バーテン→受け あおい
カメラを持っている→攻めの恋人?ロキ
手前で座っている男→攻め かいせい
探偵のお仕事についての描写◎
ちょっと二時間サスペンス風味もあるBL。
おおらかで頼れる探偵の男前の攻め
上京したての純粋で初心な受け
友達以上恋人未満のもだもだきゅんきゅん期間が長めで、恋愛要素は甘々というより甘酸っぱくてキュンキュンな感じ。
入れ替わりと受けの心の成長が鍵になっていて、成長ものとしても、あおいが良い意味で普通の子で共感できて、とても良かった。
二部構成で
“入れ替わったら恋人になれました”
受けと攻めの恋人?と体が入れ替わる。
攻めの探偵のお仕 -
購入済み
もしかして年下攻め?
元マフィアのアルファ
性別が理由で公安から外されたオメガ
年下攻め要素もあるかも?
年齢の記述が見つけられなかったけれど、受けの方が年上っぽい意味合いに取れる会話があった。
攻めの性格も、年上の包容力というよりは、年下の部下っぽさがあると思う。
いかにもエリートな年上の美人なのに、経歴で攻めを見下さず、能力を認めてくれる。しかも実はオメガで初心。
読者も攻めも、ギャップにころっとやられる笑
ガンガン物語が展開して行くので、あっという間に読める。心理描写は薄めだけど、刑事バディ×Ωバースだから謎解きとエロに比重が置かれるのは当然だし、絵が綺麗だからとても満足感がある。 -
購入済み
ギフテッドα=特殊能力持ちα
色々と伏線があってそれがちゃんと回収されていて良かった。
内容も消化不良なく読み切れる。
おおむね読みやすく、わかりやすいのでサクサク読める。
だけど、文章は場面の切り替えなどにもっとメリハリをつけた方が読みやすいというところがあるので星四つにしてみました。
(例えば異世界転移描写は、主人公の意識がずっとある状態で転移して攻めと出会って…とストーリーがつづいていくが、ちょっとダラダラと話が続いて行く印象なので、主人公が転移した時に気絶させて、文章を仕切り直しした方が、世界が日本→異世界になったとわかりやすいし、読んでいてわかりやすい)
ネット小説発の作家様。応援したい。 -
ネタバレ 購入済み
契約結婚はしない。
契約結婚は申し出るけどしない。
契約結婚から始まる系ではなく、契約結婚のために婚活する俺様攻めと結婚斡旋業者なのに攻めにせまられ絆され受けというかんじ。
契約結婚を申し出る御曹司俺様ハイスペα攻め
番を斡旋するオメガ保護施設職員Ω受け
アメリカ?が舞台でハーレクインぽい内容。
運命の番だけれど、強引な攻めに反発する受け。
とはいえ、攻めからのアプローチに徐々に惹かれていく。
そんな時、受けが勤める保護施設のΩが失踪する事件が起き、受けも事件に巻き込まれる。
最終的に攻めに救い出されて両思いになりハッピーエンド。
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物語の世界に転生もの
小説主要キャラ高位貴族の令息攻め
小説のファンで攻めが推しの平民モブ受け
主人公の受けは、大好きな小説の世界のモブに転生した設定。
大好きな小説なので、攻めや知り合ったキャラクターたちのためにストーリーを変える事に葛藤を覚える。
キャラクターの苦難を「どうしよう」と結局放置するパターンが何度か続くので、異世界転生もので期待する軽快な爽快感がなく残念。
第一王子と第二王子の確執や関係性もいまいちスッキリしないままだし、主人公と友人になった男爵家の嫡男も存在感がある割に本当にモブで、チグハグな印象。
主人公は自分をモブだと思っているけれど、平民なのに貴族の後見を得て貴族が通う学校に通う時点 -
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異世界転移・世界を救う・淫紋
異世界転移・世界を救う・淫紋
とネット小説でみんな大好き笑?要素が詰まっていつつ、商業らしい読みやすさとちょっと変わった切り口で楽しく読めた。
異世界転移してくる攻めは、女性向けでは珍しくて良かった。
心理描写を書き込むというよりは、どんどん展開していく話なので、飽きずに読み切れる。
展開としては、
攻めの隠れスパダリムーブからの、
過去の出来事の謎解き、
真相解明・怪獣大決戦!
という感じ。
個人的には主人公たちが惹かれ合う描写がもっと欲しかったかも。
気負わず、軽くサクッと読める良作です。
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ファンタジー軍人バディもの
鷹揚包容力カンストの一途攻め
心を閉ざした繊細美人エース受け
センチネルバースの商業ものは初読み。
センチネルバースはオメガバースやケーキバースなどの“バース系”の仲間。
ざっくりいうと、人口の数割に〈センチネル〉という超能力を使える人とセンチネルが超能力を使った時に起きる体調の不具合を治せる〈ガイド〉という人がいて、センチネルとガイドはペアで任務や何らかの問題に対処するという世界観。
個人的にセンチネルバース系はガイドが受けが多いけど、本作はガイドが攻めで、そのせいか包容力半端ない。
センチネルバースを元に、世界観がしっかりと組み立てられていて、読み応え◎
ファンタジーな雰囲気もあって -
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丁寧な心理描写
試し読み必須。
受けにも攻めにも過去に相手あり。
受けは非童貞処女。
過去に相手のいたキャラはちょっと…という人にも、本当はおすすめしたい。
今なら映画とかになりそうな純文学?よりの作品で、人間関係や登場人物の過去がちょっと複雑。
BLというよりMLで、大人向けって感じ。
展開はBLぽいご都合なところもあるけれど、心理描写が丁寧で、主人公の受けだけでなく、攻めの心理描写もちゃんと描かれているので、攻めの視点の話も読みたかった…みたいなのがなくて読後もすっきり。
2016年の作品みたいだけれど、今の方が受けそうな内容。再発掘されて欲しい作品。
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不器用攻め×不憫受け
試し読み必須。
受けのが体格が良い設定なのだ、登場人物のビジュアルも確認しとくと良いのかも?
受けの不憫な話が全体の半分を占めていて、最後の三分の一で駆け足気味に大団円になる感じ。
ネット発小説にありがちな「へ?!」とか「うぇ!?」とかの感嘆句が、個人的に好きじゃないんだけど、この話は硬めの文体なのもあって、ちょいちょいそういう感嘆句が入ってくると違和感が強い。
攻めから溺愛はされてるけど、受けは嫌われてるはずなのに??という感じで、甘々な雰囲気は少なめ。
両片思いの描写は一瞬って印象。
溺愛されてる話したけど、甘々というよりはビターって感じ。
この作品に関わらずらネット発系の小説、も -
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二巻もあるよ!
人魚姫がテーマの話。
ずーっとツンツンしてる受けだけど、実は健気で思いが報われた時はうるっとしてしまった。
割とあるストーリー展開だけど、攻めにまるッと忘れられて、相手にされてるんだかいないんだかな感じが割と不憫笑 -
ネタバレ 購入済み
ここで、おわってしまうのか……
攻めに共感するタイプの人にはあまりおすすめできない。
攻めが健気で不憫で、なんだか可哀想になってしまった。
受けはだいぶしんどい過去があるので仕方ないとはいえ、なかなか攻めを好きな人として認められない。
攻めが不憫でちょっと読むの辛かったけど、最後には番になって甘々になってくれるはず…という気持ちで読み切ったけど、気持ちは通じ合った?のかなーってかんじで終わって、結局番にもならないし、ええ、これで終わるの??てかんじ。
結果的に、中の終わりの状態とさして変わってなくないか…??という印象で、特に受けがトラウマを乗り越えた感もなく、これからも攻めの不憫な日々は続くのかな……て感じで消化不良だ -
購入済み
大人向けTL
昼ドラっぽい?明るく楽しく展開していく昨今のTLとは真逆の感じ。
すれ違いと横槍でみんな割とズタボロな感じ…。
切ない感じとか好きな人は良いのかな。
すれ違ってヒーローがヒロインに結構つらく当たるのは見てて辛かった。ヒーローも苦悩してるし、ヒーローがヒロインに辛く当たるのもわかるし、なので結ばれてからたくさんイチャイチャシーン欲しかった……。
リュートやエメラルドなどの小物や、ファンタジーよりヒストリカル感がある雰囲気はとても良かった。
やっぱり全体的に大人向けなんだと思う。
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ネタバレ 購入済み
無自覚スパダリ攻め目線
異世界転生もの。
BLで攻め目線が珍しい?一人称もの。
自分を“中の上”なモブだと思っている無自覚愛され転生チート系主人公。
一人称ものなので、まずは試し読み推奨。
ですます調ではないので、比較的読みやすいけど、目はやっぱり疲れるかも。
ネット小説書籍化もので、読後にネットの方でも見てみたけど、電子書籍のが目がつかれにくくて読みやすかったので、電子書籍推奨。
攻めが無自覚に受けを可愛がって溺愛してイチャイチャしている。
脇役の皆さんがイチャイチャする主人公たちを見て腐の世界に目覚めたり、主人公に失恋したりする。
個人的には、無自覚愛され転生チート系主人公は苦手な -
ネタバレ 購入済み
獣人×Ωバース×スチームパンク
両片思いに若干の三角関係も加わった、切ないラブストーリー。
陰謀が絡む受けの生い立ち。
軍人である攻めの過去。
攻めの過去に大きな影を落とす、元恋人。
といった要素が複雑に絡み合っていて、お互いに大事に思い合ってるのはとても感じ取れるのに、素直になれないのもわかるし、切ない。
スチームパンクにファンタジーを加えたような世界観もしっかりと構築されていて、軍人・陰謀の要素もあり、読み応えがある。
素直で健気な受けが可愛いいし、受けを取り巻く人たちも、気の良い人たちで、彼らたちの擬似親子のようなやりとりが、この物語で一番好きかもしれない。 -
購入済み
透明感のある世界観
現代もののオメガバース。
学校の同級生が、社会人になって再会することから始まる、かつて始まらなかった恋。
同級生の旅行代理店の社員α×高校教師Ω
Ωが良くある華奢な男性ではなくて、年下攻めの男性なみにしっかりとした体つきで描かれているのが、“普通の男性”で、“Ω”である主人公としてきちんと表現されている感じがして好印象だった。
詩的な表現?が多少ある作品で、鯨や海、水の透明感や学生の頃の瑞々しさといった透明感のある世界観が、現代ものでありながら無理なく両立しているのがとても良かった。
オメガバースだけど心の描写がメイン。 -
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神話系NLオメガバース
全体的に神話っぽいお話。
物語の内容だけでなく、文の調子も神話や御伽噺、もしくはロマンス小説やハーレクイン小説のような語り口調のように感じた。
内容云々より、改行による誤字脱字が気になった。一文字、二文字程度の誤字脱字なら前後の分で補完できるが、行ごとおかしくなっているので、補完ができない。しかもそういう箇所が少なくとも二箇所はある。
なんだか面倒になってしまい、そのあとは飛ばし飛ばしで読んでしまった。
神話的な雰囲気でまとめている話であるので、内容や読後感など、物語の評価に関わる、かなり致命的なミスだと思う。
電子書籍にする際に起きたミスなら、早く直したほうが良いと思う。 -
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ハイスペDom×不憫sub
・傷ついた心をお互いに癒していく系
・受けが結構不憫な生い立ち+非処女
・怒涛の甘やかしプレイ
・獣人設定はあまり押し出していないので、なれない人でも大丈夫。
・Domとsubのオリジナル設定がある。
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ほのぼの癒し系BL
好青年歳上攻め×難聴健気受け
ほのぼのと惹かれあって、きゅんとしつつも安定の甘いハッピーエンドを求める方におすすめ。
疲れた時に読みたい。
丁寧に選ばれた言葉で綴られているという印象を受ける物語。
どこを読んでもなんだかホッとして幸せなお裾分けしてもらえる感じがします。
難聴にコンプレックスを持ちつつも、健気に頑張っている受け。悲壮感やネガティブさが強すぎないのが良かった。
攻めは一言で言えば好青年スパダリ。スパダリにありがちな威圧感がなく、誠実なのに軽快な雰囲気があるキャラクターが好感を覚えます。
個人的に題名で損をしてそうだなという印象。
それぞれが「音のある世界」と「音のない世界