あらすじ
死にたくなるぐらい、気持ちよくさせてやる
麻薬取締官の矢碕忍は、Dead or alive――通称「ドア」の囮調査のためクラブへ侵入する。そこで暴力団・壬組の企業舎弟・加駕榮旗と出会うが……。
Dead or alive――生きるか、死ぬか。生きるべきか、死ぬべきか。その頭文字をとって「ドア」と呼ぶ、爆発的に東京都心部を汚染したドラッグ。麻薬取締官の矢碕忍は、「ドア」の囮調査でクラブへ侵入する。そこで暴力団・壬組の現組長・壬豪馬の従弟にあたり、企業舎弟として壬組を支える加駕榮旗と出会う。忍は製造・販売ルートをつかもうと加駕に近づくが、逆にデッドオアアライブを使われ激しく凌辱される。しかも、自分の職業を知られてしまい、ダブルスパイとして動くことになるが……。忍の過去、加駕が持つ絵の秘密、デッドオアアライブの製造者・リシ、すべてが繋がる時、驚くべき真実が明らかに。天国と地獄の扉の先にあるものとは――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
設定が大好物だったので、一気に読破。
沙野センセの作品の中では、薬物がらみだというのに、意外に毒も少なくさらりとした印象です。いつもの作品ではこういう設定だと、ドロドロと淫靡でダークな世界が広がるんですが、ちょっと残念だったかな?でも、サスペンスドラマみたいでストーリー自体は楽しめました。
フロント企業の加駕とマトリの忍の関係については、ちょっと甘過ぎだと思う部分もありますね。英田センセのこの手の作品なんかとどうしても比べてしまうので。ドラマとしては、「エス」の方が完成しすぎているので、とやかく言えませんが。
但し、Hシーンは相変らず秀逸です。クラブのVIPルームでのシーンは、素晴らしすぎ。マジックミラーとか、ウィスキーとか、その状況が目に浮かぶような描写。ここまで激しく淫らに描けるのは、沙野センセならではだと思い、溜息。
忍がドラッグに引き摺られてではあるけれど、次第に加駕との関係に深くのめりこんでゆく心理も、納得できるかできないか、意見が分かれるところだと思います。しかし、エロ目線から考えれば納得しないと…なにぶん、BLなので。
加駕は魅力的なオトコなので、もっと掘り下げて描いて欲しかったかな。他の顔をいろいろ見てみたかったです。
忍もHシーンではとても淫らで、お仕事している時との二面性がツボります。過去のトラウマとか、催淫作用のあるドラッグ絡みですが、そういうの置いといて小難しく考えずに読むといいかも。
聖人に拘束されて銃で凌辱されるシーンとか、加駕の嫉妬に燃えて激しく詰め寄るシーンとか、幻覚で触手もよかった。
Posted by ブクログ
沙野先生大好き><(これからも他の作品の感想書く予定
ていうかひたき先生のイラストはいつもエロくないよね
綺麗だけどエロがないのはちょっと物足りないw
初Hは本当にドツボで萌え死ぬ
でもこれから最後まであまりHしてないのはちょっとがっかり
まぁ、沙野先生といえばエロが超萌え><(そのときの攻めのセリフも!
今回も例外ではないな><
受けが攻め以外の人に弄ぶのは個人的にはちょっと萌えないけどな(もし攻めより素敵なキャラだったら萌えるけどw
Posted by ブクログ
麻薬捜査官×大物ヤクザ
某英田作品をちょっと思い起こさせる作品。
危険な潜入捜査に命をかける捜査官の根深いトラウマと
平行して話が進んでいってます。
Posted by ブクログ
安定のストーリー構成で、一気読みしてしまいました。沙野先生の作品の中では、攻受けとも魅力がちょっと欠けてたので星三つにしましたが、代わりに他の脇役キャラが良い味出してました。面白いです!
Posted by ブクログ
ヤクザ×麻薬取締官
ドラッグのおとり捜査としてクラブに潜入したものの、そこでヤクザに出会う。
ドラッグの製造及び販売ルートをつかむために近づくが、逆に激しく凌辱されることになる。
エピソードつめこみすぎでしょう!!
と思いました。
はっきりいってエピソードわけだら2冊の作品になりそうなボリュームです。
いまいち読者としてその設定全部咀嚼するのが難しかったです。
ただなんというか人として腐ってるひとが複数でてくるので、
ああ、イッちゃってんなぁという人間が好きならハマる作品かも。
しかし中身はかなりエロいのに挿絵はそこまで汁気がなかった。
もったいない。