あらすじ
本と図書館をこよなく愛する茅野しおりは、憧れのいとこ・美弥子さんが司書を務める雲峰市立図書館の常連だ。誕生記念に贈られた本がきっかけで自分の出自に疑問を抱く少女や母親が亡くなる前日にすすめてくれた本を探す少年、館内で本がわざと別の棚に置かれる事件……しおりと美弥子さんたちが本にまつわる謎を追う、心温まるミステリー。 累計15万部突破の人気シリーズ、感動の完結巻!
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Posted by ブクログ
最終巻。本作で出会ったキャラクターたちとお別れと思うと寂しい。
最終巻だからと言ってデンと謎やサスペンスが大盛りになっている訳でもなく、あくまで小学生・しおりの視点から描かれていく。大人になるに連れて子供とは別世界の生き物だと実感するのでその視点から物語を描くのは職人の域である。
別れが実に寂しいが、彼女たちがどこかで自分の未来を歩んでいる事に想いを馳せる。
Posted by ブクログ
大好きなシリーズの完結編。
寂しくもあるけど、きれいに着地も決まりましたね。誰も仲間外れにはしない、誰もが自分の距離感でかかわっていられる、そんな朗らかで優しい空気を感じた物語。
作中の架空の物語、『しおりの物語集』?としていつか読めたりしないかな。
Posted by ブクログ
見事な大団円だった。
しおりちゃん、大きな1歩だ!
クラスメイトと一緒に友達の母親がお勧めしたかった本を探す話もすごくよかった。
登場するたくさんの本がどれも面白そうに描かれていて、読んでみたくなる。残念なことに、大部分は架空のもののようだけど。(がっつり検索してみたw)
シーズン2で、しおりちゃん中学生編もいつか読めたら嬉しいな。