あらすじ
シリーズ累計150万部超、史上最年少松本清張賞受賞作の超人気和風ファンタジーコミカライズ、衝撃の最終巻。人間の代わりに「八咫烏(やたがらす)」の一族が支配する世界「山内」で始まった世継ぎ・若宮の后選び。舞台となる桜花宮(おうかぐう)には大貴族から遣わされた四人の姫が住まい、麗しい日々を送っていた。しかし、一人の女房の不審死や、姫を狙った侵入者の斬首と、血生臭い事件が続いてしまう。進展しない后選びと、謀略渦巻く桜花宮で、姫達の気持ちにも限界が近づいていた。そんな時、ついに若宮が姫達の目の前に登場。そして姫達一人一人に「私の妻になる覚悟があるか」と問い始める。姫達の本音が詳らかにされる中、驚天動地の真実が語られる。果たして若宮が選ぶのは誰なのか。季節は廻り、再びの春へーー。さらに「その後」を描いた短篇漫画を描き下ろしが!紙の単行本ではカバーに印刷されているQRコードを読み取って読むことができます。電子版の単行本では紙版と同内容の描きおろし短篇漫画が巻末にそのまま収録されています。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
友達が布教してくれた!
めーっちゃ面白い、、、どのキャラも嫌いになったり好きになったり、、、設定も面白いし、最後までどうなるのかドキドキでした!
一巳と白珠てぇてぇ
真赭の薄大好き〜〜〜!!
あせびは、、、すごいな
終わり良ければ・・なのか?
原作は読んでいましたが、アニメ化をきっかけに漫画を読みました。
サイコパスあせびの怖さもだけど、彼女をしれっと登殿に送り込んだ東家当主がさらに怖い。
あせびが観相で帰されたとしても、当主にとっては良かったのでしょう。あの方に浮雲の娘が来たと伝わるならば。
この頃から、水面下で様々なものが動き出していたのかと思うと…。
若宮のいう皇后に求める資質、浜木綿の出す条件、
原作の先の先の話につながる事が多くて、震撼させられました。
漫画としては、心が壊れていく白珠の描写が凄い。幸せを掴んで良かったなぁ、白珠。
浜木綿、ますほの薄も粋な女性達でした。
4巻はスゴイ!!!
4巻は怒涛の展開でドキドキしながら読みました。でもそのドキドキは1巻から読み続けてきたからのドキドキで。最初の印象とこんなに変わる??っていうね…。読後はちょっと整理がつかない私の気持ち…。カロリー消費したわ…(笑)
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズのコミカライズ。
八咫烏の一族が支配する山内で始まった后選び。
大貴族四家の姫たちの思惑が交錯する、人間模様が描かれる。
混乱の冬を経て再びの春に。
ついに若宮が姿を現し、真相を解き明かす。そして后は?
冬の章
第二十七話 凍える夜 第二十八話 交錯する思惑
第二十九話 烏太夫
再びの春
第三十話 夢見草 第三十一話 彼の者の意図
第三十二話 桜花宮とは 第三十三話 秋の矜持
第三十四話 瀬戸際の本心 第三十五話 馬酔木の君
第三十六話 彼女 第三十七話 希くは
第三十八話 はじまりの春
しんしんと凍える冬の如く冷えた、白珠の真実の叫び。
それを受けた浜木綿は裏事情を明かして、去ってゆく。
再びの春が巡り、胡蝶の舞の舞台に現れたのは、若宮だった。
彼が探り、語られる真実は、絡まる人間関係を解く謎解き。
姫たち、彼女たちの女房たち、藤波、藤宮連、
亡くなった者たちをも巻き込んだ事件のあらましとは?
そして若宮の后に選ばれるのは誰か?
真赭の薄の決断、浜木綿の真の行動、白珠の想いの行方、
藤波の心の交錯の歪み、そして、あせび。
華やかな舞台を彩る彼女たちの表情の描写が良かったです。
一途に想う恋情が、実は途轍もない怖さを秘めていました。
姫たちの何人かの今後は原作のシリーズに。
それらもコミカライズされるのかなぁ?・・・怖いけど。
取り敢えず、次は『烏は主を選ばない』を読もうっと。
Posted by ブクログ
もともと原作の世界観や表現が映像的ではあったけれど、実際にコミカライズされたら、想像以上の迫力...!
東西南北それぞれの宮の景色や衣装の華やかさ、
転身のかっこよさ、白珠乱心の不気味さ・悲しさ、
絵で見ると圧巻だった。
Posted by ブクログ
原作を読んだ際に自力で追えていなかった細部の描写が補完され、この世界の厚みをより一層増させてくれた。
何より、怖い。色々と。
浜木綿と真赭の薄のやり取りが絵になって見られたことが大変嬉しい。
次巻も発売決定とのことで、楽しみがまた増えた。
Posted by ブクログ
謎解きで巻の半分を割いているとはwebで読んだときは思いもしませんでした。コミカライズ担当者の方の真赭の薄への愛が爆発しているといっても過言ではない美しい描写(特に髪をおろすところ)に衝撃を受けました。原作では個人的に飲み込み切れなかった(伏線を拾えていなかったのもあります)あせび黒幕のネタバラシも回想として絵に表されるとわかりやすいですね。若宮の顔の造詣がとても好きなので眼福の一言です。次作も楽しみにしています。
Posted by ブクログ
美しく描かれた世界観に、ある意味で残酷ともとれるあせびの君の結末。作風に一目惚れし読み始めましたが物語自体も大変面白く原作も読んでみたいと感じるほどでした。
赤子のように純新無垢で悪という自覚すらない「純粋悪」自分の大好きなキャラ像です。
スッキリしない
若宮が来なかった理由はわかった。3人の姫の決意に感動した。しかし、あせびはなにひとつわからなかった。小説を6回くらい?読んでも理解不能で、コミカライズなら....と期待したのがムダだった。
Posted by ブクログ
※全4巻の感想をまとめてこちらに。
作品を知ったきっかけは小説だったけど、いつの間にやらコミカライズされていたので読んでみた。
主要キャラである四姫&若君に対する、私なりの印象を感想に代えて…↓↓↓
★あせび(馬酔木)
か弱いヒロイン面したサイコパス!!((;゚Д゚;ノ)ノ
どうみても確信犯なのに、「悪いことだなんて知りませんでしたぁ」「周りが私を思って(勝手に)やったことなんですぅ」と、自分すら騙せるヤベー奴。
結局この子どうなったのかな?
制裁あった方がスッキリするけど、こういう人には関わらないのが一番ってことで…。
★浜木綿(=墨子)
真のヒロイン!?
普通はここまで献身できないものなぁ。やっぱり何かしらお得感(お家の優遇とか寵愛とか)がないと、若君みたいな人の妻でいることには耐えられんでしょう…。
でもそれができちゃうのが惚れた弱みなのかな?(ˇωˇ)
☆真赭の薄
意地と矜持の塊。
中盤までは典型的な悪役令嬢(?)みたいな子だったのに、終盤なんだか女性解放の象徴に転身w
最後は実にいい選択をしたと思う。d(ゝω・)
そうよ!なんだかんだいって面倒見の良いあなたは、皇后より絶対に腹心の女房向き!!笑
私はこの子が一番好きだった♪
☆白珠
真のプリンセス。
四姫の中では一番お家の重圧があっただろうに、そのしがらみを振り払って初恋を成就させたのは驚き!Σ(☉_☉)
本来なら正々堂々の戦いをしたかったんだろうけど、四姫の中で(表向き)唯一若君との繋がりが何もなくて、せっせと裏工作をするしかなかったのかな‥と。
でも最終的に、望む形での幸せを手にしたのはこの子だと思ってる。*・゚+.。
◎若君
遅れてきたヒーロー……なのか?笑
まぁ、この人もこの人で立場上なかなか生きづらいんだろうけどさ。
回りくどいやり方してきたけど、結局のところ最初から幼なじみの浜木綿(=すみ)に決めてたってことだよね?♡゛
敵を作りすぎちゃったので、今後が心配かも。(ってか、父も妹もあんな人たちだし…。)
~総括~
鳥形になれる設定って、そんな必要だった?笑
あと、姫たちの一の女房がみんな曲者すぎ、前に出すぎ、キャラ濃すぎ!…以上w
Posted by ブクログ
えっ!? 何、まさかの急展開で
いつからそんなことになってたの!?
という4冊目の最終巻。
一気読みさせてもらって大正解。
思わず1巻目から読み返しました。
あそこにも、ここにも伏線が。
特に、あせびが長琴を見つけたシーン。
あの音が聞こえてくるような美しい場面が
ま〜さ〜か〜((((;゚Д゚)))))))
女の戦い、怖かった。
夏殿の凛々しさが際立った話でしたが
私の推しは、真赭。
「姫」気質のキャラ好きなんです。