あらすじ
「世の中の動きと逆行してない?」
ある日突然、久保田さくらの母がパートを辞めて喫茶店を経営すると言い出した。喫茶店なんてダサいし儲からないし、世の中を甘く見ている!「絶対反対!」しかし母には「居抜き起業」という秘策があり、小さな個人商店はむしろこれからの時代のトレンドになると言う。その、驚きの商売のカラクリとは!?
一方、財前とライバル・藤田慎司とのFX対決は、いよいよクライマックスへ。「ボクはぶっちぎって勝ちたい!!」資金1億7000万円で決着当日を迎えた財前は、はたして機械のように冷静沈着な投資の天才・慎司より、1円でも儲けることができるのか? 堂々決着、勝つか負けるか第11巻!!
これほど分かりやすい、投資の本は今まで見たことがありません。「投資なんて難しそうだし・・・」と思う方にこそ、是非ご一読いただきたい。
作者は『ドラゴン桜』の三田紀房さん。『ドラゴン桜』では、様々な受験テクニックや勉強法を紹介し、原作は実写ドラマ化もされ、大きな話題を呼びました。『ドラゴン桜』は「受験」がテーマでしたが、『インベスターZ』のテーマは「投資」。中学校を舞台とし、学内でも極秘の「投資部」という部活に、主人公の財前孝史が半ば無理やり入部させられるところから、話が始まります。
この物語では、投資について何もわからない主人公が、多くの魅力ある登場人物たちと関わりながら、投資の重要性や楽しさを知っていきます。投資について学ぶ過程で、ホリエモンこと堀江貴文さんや、iPS細胞の山中伸弥さんなど、実在の著名人も多く登場。現実のビジネスが絡みながらストーリーが進みますので、投資だけでなく、経済についても分かりやすく理解できます。
投資や経済について、少しでも理解を深めたいという方。『インベスターZ』を一つの参考書として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
感情タグBEST3
わざとらしさ
三田紀房独特の、人の表情が腹黒く変わるくさい演出が少し鼻につくが、まあ概ね面白い。キャラクターの描きわけのパターンが相変わらず少ない。
Posted by ブクログ
本巻で学んだこと
●商売とは?
●適切なマーケット管理(カフェの場合)
●シャッター商店街が生まれた理由
●個人商店とスマホの相関→個性とIT
●日本で投資家や起業家が育ちにくい理由
●投資コラム(トレーダーについて)
Posted by ブクログ
居抜き起業はリスクが低い
個人商店は競争してはいけない
スリム シンプル スロー この3Sが一番
スリムとは極力少人数で低コスト
シンプルとは扱う品数が最小限であること
スローとはあまり忙しくないこと
商売とはマーケット管理
個人商店にとって成長と拡大は悪魔の囁き
スマホによって個人商店は復活出来る
トラウマを消すには恐怖心が生まれるより先に体が勝手に動くような感覚になるまで瞬間的な判断の練習を繰り返すしかない、麻雀は良い
ロビンスカップ
アメリカは個人をリスペクトする文化があるが日本にはない
投資と投機・トレードは違う
投資は株を半年以上、場合によっては5年10年と保有、企業の成長を読み取る
トレードは数分から数週間といった短期間
で参加者の心理・需給を読み取る
投資では一般的に年率7%の利益で成功
1年で300万を稼ぐには4285万円程度の元手が必要 長い時間と多額の元手が必要
多額の資金がない場合はトレードから始めるのが王道
数十万、数百万の元手を効率よく増やすにはトレード
初心者は預金の10〜20%ぐらいから
半年ぐらいはトレーニングしながら大きく減らさないことを目指してから、足していく
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