あらすじ
喫茶店で楠雄を待ちぶせていたのは能力者の相卜命。楠雄ラブな彼女の猛アタックでゲンナリした所に鳥束まで現れて、期せず集まってしまった超能力者3人。二人は楠雄の相棒の座を手に入れるため争い始めて…!?
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アニメ化もゲーム化も山﨑賢人さん主演の映画化もしたけれど、やっぱり原作に立ち返ってしまう。
シュールなギャグと青春とサイキックな設定で、思わず“おっふ”してしまう。
そんな素敵なSFギャグ漫画が、この『斉木楠雄のψ難』です。
主人公の斉木楠雄(さいき くすお)は、PK学園高校に通うごく普通の男子高生。
……では全くなく、ピンク髪の間から突き出た2本のアンテナと、緑レンズの眼鏡で力を制御する超能力者。マインドコントロールや瞬間移動といった、およそ人が思いつく限りの特殊能力を有し、本気を出せば3日足らずで人類を滅ぼせる恐ろしい男なのです。
普段、力を隠している斉木の周りには、類友効果か変なやつらばかり。
モヒカンケツあごの筋肉バカ燃堂や、ザ・厨二病患者の海藤、学園のマドンナ照橋などが、斉木の平和な日常をかき乱し、無口な彼の心のツッコミが止まることはありません。
全力のボケと冷静なツッコミによるギャグがベースですが、時には斉木や超能力をめぐり、
戦いやシリアス展開、さらにはラブコメ展開が繰り広げられることも……。
メリハリのついた笑いで元気をもらいたい時、可愛い女の子とやれやれ系主人公に“おっふ”したい時は、ぜひ一読ください!
感情タグBEST3
小遣い稼ぎ
今回は小遣い稼ぎの回ですかね。
主人公が欲しいもののために奮闘する話なんですけど、
超能力でお金を取るのではなくて、超能力でお手伝いをして、
小遣い稼ぎ稼ぎをするのは素直に好感が持てます。
こういう好感が持てるようにしているのは良いです。
誰もが一度は使ってみたい超能力が、実はこんなにも大変なんだよという苦労話が滑稽で可笑しい。なんとも使い勝手の悪い能力だ。要は超能力をコントロールする微調整があまり出来ない。