あらすじ
元親友で貿易会社社長の義弟 × 義弟の亡き姉の夫だった元救助隊員
傷ついたおじさんが愛で癒されていく物語。
ひたすら人を救助し続けた男が重傷を負い、思い通りに体を動かせなくなった。前線から離れても他の誰かが代わりを務め、救助の輪は回る――そう気づいた時、武井真太郎の心がぷつりと切れた。
男手ひとつで育てた息子・主真に心を配る余裕すら失った真太郎。そんな彼の世話をすると手を差し伸べたのは、亡き妻の義弟である桜間詠士だった。姉と真太郎が結婚した直後から距離を取り、疎遠になっていた詠士。しかしそんな月日が嘘のように、詠士は真太郎を支えていく――。
感情タグBEST3
その飴は塩梅飴辺りかなぁ?
読み始めからびっくりでした。
タイトルと表紙から受ける印象と全然違って、ラブコメ的なものを想像してたのにかなりシリアスでした。
話自体は面白かったけれど、それほど甘あまな展開ではないかなぁ。
亡くなった妻に対する贖罪の気持ちから ストイックに人命救助の仕事を続けてきた男が大怪我を負い、身体が不自由になった彼に 半ば強引に献身的な介助を続ける、疎遠になっていた元親友のお話。重い苦悩から少しずつ浮上する様子は良かったです。そして、相手の苦悩にも気づけて支え合う関係になれて良かった。幸せになって下さい。
あと、人物の名前に最初にルビがあるといいです。
最後まで読みかたがわからないキャラは、いちいち引っかかって集中を削ぎます。