スティーヴン・レヴィットのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ヤバい経済学の著者で、経済学者のスティーブン・レヴィット
経済学=根本的にはインセンティブの研究
だからこそ氏の研究テーマは奇抜ながらも経済学として成立(フリーコノミクス)
→本書はフリーコノミクスで重要な「誰も考えたことのない"問い"の立て方 と カギを見つける嗅覚、目の付け所。いわゆる発想に着目
"子供の感性"
タブーを気にしない、切り込む
好奇心
知りたいことに答えを出す
ルールを破る楽しさ
フリーコノミクスラジオ→ポッドキャスト
・何を測定すべきか、どうやって測定すべきかさえわかれば、世界はそう複雑ではなくなる
・一般通年はたいていま -
-
-
Posted by ブクログ
「ゼロから考える」とは何か?
それは、子供のように考えることである。
分からないことを、素直に「分からない」と言ってみる。
世の中の「当たり前」に対して、「どうして?」と聞いてみる。
そして、どんな無茶なアイディアだろうと臆さずに口にする。
これは簡単なようで、実はすごく難しいことだ。
子供から学ぶことはとても多い。
また問題を解決する時に、「正しい」と「間違っている」で考えないことも重要だ。
人は、自分が正しいと思った瞬間に視野が狭くなってしまう。
だが、「正しさ」は人や立場によって違う。
「道徳のコンパスが判断を狂わせる」という表現は、まさに至言だと思う。
本書には、ゼロか -
Posted by ブクログ
【0ベース思考を読んで】
経済学界の異端児、スティーブン・レヴィットによる至極の一冊!
この本を読む前に著者のことについて少し知っておく必要があるでしょう。
スティーブン・レヴィットは2003年に、40歳未満で最も優れたアメリカの経済学者に贈られる「ジョン・ベイツ・クラーク・メダル」を受賞、2006年に、「世界で最も影響力のある100人」に選出されるなど世界の注目を集める存在。
しかし、彼の経済学へのアプローチは極めて異端で、本人も「経済学は詳しくない」と言うほど。では、彼は経済学をどう考えているのか?
「経済学は、答えを出すための道具は素晴らしくよく揃った学問だが、面白い質問に欠ける。」と -
Posted by ブクログ
『最近の風潮として 、問題を解決する方法には 「正しい 」方法と 「まちがった 」方法があるという思い込みをもつ人が増えている 』
自分の中では、「正しい」と思っている解決策は、実は間違ってるかもしれない。過去の経験だとか、法則とかを無視して、子供心に捉え直してみると、解決策や、そもそも解決しなければならない問題が、全く違ったものに見えるかもしれない・・・。
それが、この本でいうところの「0ベース思考」であると私は思います。
素早く解決するためには、過去の経験を基にした、無意識の判断が、役に立つことはよくありますし、実際それで得をすることは多いです。
ただ、時にはじっくり腰を据えて考え -
Posted by ブクログ
わかりきったことに正面から向き合うと、他の人が考えもしない問いを立てられる。
子供は自分の傲慢さを愛し、周りの世界に心を奪われ、楽しいことをとことん追求する。
楽しむ、小さく考える、わかりきったことを臆せず言ってみる、こういう子供っぽさを、大人も忘れずにいたほうがいい
人の言うことを信じるより、その人がやっていることを見なさい
模範的な人間の理想的な行動より、生身の人間が現実にどう行動するかを考える
金銭的枠組み:売り買いに関する
敵対的枠組み:戦争、スポーツ、政治活動
友好的枠組み:友人、家族との関係
協調的枠組み:仲間、オーケストラ、サッカーチーム
権威主義的枠組み:親、教師、警 -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ人はみんなの利益より自分の利益を優先する。例えば、PKの際にデータ上では真ん中に蹴る方が成功率は高い。しかし、キッカーは外した場合の非難を恐れてサイドに蹴ってしまう。
人がゼロベースに考えにくい理由は3つある。
・政治的、思想的バイアスがかかる
・みんなと同じことをするのが楽だから
・忙しさの中で、じっくり考えることが難しくなっている。
人はコストを払わなくてよいとなると無駄な消費をしがちである。
・食べ放題で食べ過ぎてしまう。
・イギリスは医療費の無償化で病気心配症の人が増え、本当に治療が必要な人への対応が悪くなったり、待ち時間が長くなったりしている。
アメリカの研究で、生徒の成績に最 -
-
-
Posted by ブクログ
「0ベース思考」とは、何とも堅苦しいタイトルですね。
以前読んだ「ヤバイ経済学」の著者だと気が付かなかったらスルーしていました。
原書のタイトルは、"THINK LIKE A FREAK"だから直訳すると「フリークのように考える」になります。
フリークという言葉は日本人にはピンとこないから、フリークのように考えて「0ベース思考」にしたのでしょうか。
タイトルの堅苦しさとは別にどこか遊び心があり、力を抜いて時々二タニタしながら楽しく読み進められました。
コブラの大量発生に困り、コブラの皮を持ってきた人に懸賞金を出すことにした。
これでコブラを減らすことができると思いきや -
-
Posted by ブクログ
この本は世の中にある政治、犯罪、環境、詐欺、恋愛、スポーツ等にあるさまざまな問題とそれに対する斬新でユニークな解決方法を紹介し、そこから問題に対するベストな考え方を教えてくれる本!
まず、難問を解決するためにこの本の著者が何度も言っているのが、『フリークになれ』ということ。
フリークとは、物事に関して熱狂的、簡単に言うとオタクとかマニアって意味。
一般的な人とフリークの考えはかなり違っていて、それをホットドック大食い選手権で優勝した日本人、偶然から潰瘍を治すきっかけを発見した医者、エルサレムの第一神殿を築いたソロモン王、などなどのすごい思考を持った人たちを元に所謂フリーク的な考え方について紹 -
-
-