無(最高の状態)

無(最高の状態)

1,540円 (税込)

7pt

◎不安、ストレス、怒り、孤独、虚無、自責から自らを解放する科学的メソッド!!

(本書のまえがきより)

この本で言う “最高の状態”とは、あなたが生まれながらに持つ判断力や共感力、好奇心といった能力を存分に発揮できるようになった姿を意味します。私たちの目を曇らせる不安や思い込みが取り除かれた結果、意思決定力と他者への寛容さが上がり、いまネガティブな人は気持ちが安定し、ポジティブな人はさらに幸福度と判断力が高まる。そんな状態です。

なにやら眉唾物のようですが、かく言う筆者も幼いころから人生の辛さと格闘してきた人間のひとりであり、本書で取り上げる対策から多大な恩恵を受けてきました。

十数年ほど前から本書の技術を実践し続けたところ、興味深い変化が起きました。ある時からふと仕事や人づきあいのプレッシャーを覚えなくなり、いつも「失敗をしたらどうすべきか」を考えていたのが、「現状をより良くするにはどうすべきか」へ思考の方向がシフト。いつも浅い呼吸しかできないような感覚を抱いていたのが、少しずつ深く息を吸える感覚が生まれ、いまではかつてない落ち着きを得ています。

無論、私が持つ根っこの気弱さが変わったわけではなく、いまも内面に様々な負の感情と思考が渦を巻くことがしばしばです。その点ではまだ筆者も見習い坊主ながら、かつてとは「苦しみ」との付き合い方が変わったのは間違いありません。


■本書の目次■
序 章 苦
第1章 自己
第2章 虚構
第3章 結界
第4章 悪法
第5章 降伏
第6章 無我
終 章 智慧

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無(最高の状態) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なぜ不安に苛まれ、変化を恐れるのか。
    明快に解き明かしてくれる。
    また「無我の境地」の何たるかを掴み取ることができる。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    なかなか理解が難しい。自己と物語りを作り出す脳。抵抗するから苦が肥大する。何度も読み返し、ちゃんと理解したいと思う。読みやすくデータも豊富で根拠はあるが、理解は難しい。
    まぁそういうもんだと受け入れよう。
    様々なワークが紹介されているので自分に合ったものを自分のペースで気長にやっていけば気づいたら「

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    脳科学の観点から「自己」や認知について書かれた本。
    あらためて「自己」の定義を読んで納得できるところが多かった。


    ★★★★★
    どんな場所にあっても、どんな時間軸にあっても「私は一貫した存在である」との感覚

    ★★★★
    自己にこだわる人ほどメンタルを壊しやすい

    ★★★★
    「自己注目」

    ★★★★

    0
    2024年10月17日

    Posted by ブクログ

    不安や心配事をクリアにし、能力を最大限に活かす方法を目的とした本。
    1.大前提に、食事、運動、睡眠の改善
    2.事象に対し、感情を細かく分析→ストレス軽減
    3.自分の対処行動を言葉にする
    4. 予測や感情を抜きにした、現実だけを整理
    5.現実に対する対処を実践
    幸せを求めすぎないこと.現実とのギャップ

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    人は脳内で物語を作り出し、何か不安がよぎるとその不安からさらに悲観的な物語を形成し、不安の火に自ら油を注いでいく。しかし、実際不安に思っていることは97%起こらないという衝撃的な事実。少し思い返せば、わかる気もするが、数字で見た衝撃は大きい。

    これまでも多くの脳科学の本などを読んできたが、禅病で自

    0
    2022年12月14日

    Posted by ブクログ

    世界情勢の変化やその煽りを受けてか、どこか心の中が不安であり、幸せであってもそれがいつか消えてしまうのではないか...
    そんな背景から手に取った本。

    タイトルがなんとも仏教的であり、スピリチュアルな雰囲気だが、内容は論理的であり、文献やデータ等を用いて語られているので説得力がある。

    人間は生まれ

    0
    2022年11月10日

    Posted by ブクログ

    人が苦しむことのメカニズムとその対処法が様々な実験結果と合わせて説明されているため、精神修行という目に見えない、効果を測り辛いものでもやることで自分の助けになるという納得感を得ることができました。
    本の内容を理解し自分の知識とするには何度も読み返す必要があると思いますが、まずは自分がどのトレーニング

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    とても有意義な内容だった。実践したいことがたくさん。
    これらって、僧侶の修行と同じじゃない?と思った。
    ちゃんと修行を積んでいるお坊さんが徳が高いのは、修行を通じて脳をコントロールしてるからなんだ!

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    人間は変化を嫌う生き物で脳内でそのように処理されている。一つ考えれば連鎖してどんどんマイナスな不安や感情が出てきてしまう。だから、自分の中で結界を作ってみたり、苦しみから逃れる術を身につけたり、また逆に受け入れて降伏してみたりして、智慧をつけて無駄な思考をやめてみようと書いてある。私はそう読み解いた

    0
    2024年12月05日

    Posted by ブクログ

    脅威に満ちていた時代では、ネガティブに考える人のほうが生存に有利だった。だからその子孫である我々は、ネガティブなことにより反応してしまう。

    自己は生存用のツール
    何かに没頭しているとき、リラックスしているときに自己は発動しない。

    メンタルに強いも弱いもない
    脳が作り出すストーリーラインが適応する

    0
    2024年08月31日

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