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ついに反政府ゲリラは政府に宣戦布告。國子はブーメランひとつで戦車部隊に立ち向かう。だが地上の森では政府とゲリラの戦争をあざ笑うかのように、想像を超えた進化が始まっていた。究極のエコロジー社会がもたらす脅威とは? 國子たちは生き残れるのか? アトラス計画の真の目的とは? ゲリラ豪雨、石油価格の高騰、CO2の取引など、2004年に既に現在を予言し、SFを現代小説に転換した傑作長編!
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Posted by ブクログ
小説としては1ページごとに文句を付けたくなるほど酷い しかし溢れかえるサイエンスファンタジーとしての魅力は くやしいが認めざるを得ない 次回作ではましになってるとかなので読んでみよう
上巻からの読書速度は高めのギアを保持したまま、いきなり「飛んだ」内容に入ってもスピードが落ちなかった。國子が飛行中の軍用機の機外でブーメランを振り回しミサイルを撃落としてみたり、小夜子も涼子も不死鳥のように蘇り、肉体の神経系にケーブルを突っ込んで電脳空間を操作したり、突っ込みどころ満載!それでも結末...続きを読むまで虜にされてしまった(笑)アトラス第零層の結末も「何だかな~」という感じ。そもそもそこに、その古墳があるの?なんてのは野暮ですかね~。解説に我が心の師・筒井康隆氏だったのが良かった。
「それはないでしょっ」ていう設定が多くぶっ飛んでいた。 最終的には愛の話が強く心を打ち、とても良い物語でした。 関連する小説があるようで、そちらも読んでみたい。
ぐいぐい引き込まれるストーリー展開はすごく引き込まれるものがあったけど、いかんせんブーメランやらメスやらちょっと無理があるかも…?が気になりすぎた。 思ったよりも中二病感がすごかった。
圧倒的スピード感。環境破壊の進んだ未来で編み出されたカーボンテクノロジーとそれを軸とした炭素経済が支配する世界。発想とその設定もしっかりしているが、何よりキャラクターの多様性とエンターテイメント性が素晴らしいの一言。 キチンと映像化されるなら観てみたいと思える作品です。
超人オリンピック。 読み終わったときに頭に浮かんだ言葉はこれでした。話の根幹を考えると、そう思わせる人物が多数出てくるのは当然のことなんですが、完全無欠な人物よりも欠点が見える人物の方が共感できて好きだな。 でも、スケールの大きなお伽噺で、久しぶりに自由に空想の羽を広げられる小説の面白さを味わうこと...続きを読むができて、楽しい時間を過ごせました。
凄い勢いで真相が明かされ、怒涛のごとくエンディングに向けて突き進む。そんな中、細かいことをあげつらっても意味はないと思うし、まるで漫画のようなこの世界観を、ただ純粋に楽しめば良いのだと思う。でも、どうしてもあまりにご都合主義的過ぎるところが鼻についてしまったりもするのです。フィクションの世界では、生...続きを読むき返るのも、逆に名もないキャラAがあっという間に消されてしまうのも珍しい話じゃないにせよ、ちょっとというかだいぶ気になっちゃいました。環境と経済まで絡めた世界観は面白かったですが。
かいつまんで概要を説明すると、物語は近未来の東京です。 世界はCO2作減のために、炭素主導の経済に移行。炭素税が導入され、炭素の排出量によって税率が大きく変わってくるという、炭素が経済に大きく影響を与えていく世界。 そして、日本は膨大なCO2作減のために東京一帯を森林化し、かわりに超高層都市「アトラ...続きを読むス」を建築する。 しかし、東京都民全てがアトラスに入居できるわけではなく、あぶれた人達は難民となって、森の中で反政府ゲリラとして生活していく。 そして、主人公はそんなゲリラの若き女総統。政府への反乱を通して、自分自身の存在やアトラスの真の意味が明らかになっていく。 というようなストーリーなんです。 最初は近未来の危機を描いた小説かなと思ってましたが、読んでいるうちに壮大なSF小説であることが分かってきました。 上巻では、まだ展開もありえる範囲のものばかりでしたが、下巻になると、もう展開が性急すぎてついていけない。 あれやこれやと色んなものが、ありえない接点で繋がったりと、もうビックリです。 はっきりいってほとんどマンガの世界です。 実際にこの小説が原作のアニメが既にできているみたいです。 多分、アニメでやったらこの話はかなり面白くて見応えありそう。 でも、この小説自体は決して面白くないわけではないよ。 世界観はかなり壮大やから、物語に入ったらおもしろくて抜け出せんかもね。 ほんとはゆっくり時間をかけて読むつもりだったんですが、あれよあれよという間に手が進み、気がつけば二日で上・下巻、合わせて1000ページ超を読破してしまいました。 まるで、ドラクエを徹夜でクリアしたような感じですな(´∀`)
解説の筒井康隆氏が指摘しているとおり、かなり過剰です。いろんな要素がてんこ盛りに盛り込まれ過ぎていて、次から次に話が展開していきますし、辻褄の合わない部分も山のようにありますので、読んでいてとても疲れました。「んなアホなぁ!」と突っ込んだこと数知れず(笑)。 ただ純粋に娯楽小説として捉えれば、現代的...続きを読むなテーマを真正面から捉えたスピード感溢れる極上のエンターテインメント小説だと思います。 ページ数も多いので疲れましたが、私自身はとても楽しめました。
まず大前提として、面白いのである。 しかして、カオス過ぎて中盤以降はもうなにがなんだかわからない状態だった。 科学的かと思いきや呪術やUMAみたいなのがでてきて、しまいには神話まで挟みこむ。正直、恐竜が出てきてもそこまで驚かなかっただろう。 おまけにヤンキー漫画みたいに次から次へと「伝説の○...続きを読む○」みたいなのが登場してきて、身内から敵まで名前のある登場人物はみんな化け物状態。 一昔前のジャンプみたいに強さのインフレが半端じゃない。 でも、そんな混然一体とした姿が世界の姿かもしれません。確かに科学は世の中の不可思議を少しずつではありますが、照らしていってる。けれども、それでも説明できない部分はたくさんあって、それは精神世界の話になるのでしょう。ただ、そちらに傾倒し過ぎると日本の新興宗教みたいになってしまう。 適度に混ざり合って、その中で秩序を保っていることが「自然」なのかもしれません。 最終的な結論としては、やっぱり面白かった。
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