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伊三次が小者をつとめる定廻り同心・不破友之進の息子、龍之介もついに元服。同心見習いの不破龍之進となった。近ごろ世間を騒がす「本所無頼派」を捕らえるべく、龍之進は見習い仲間と「八丁堀純情派」を結成する。「本所無頼派」の頭を追ううちに、偶然にも淡い恋心を寄せるあぐりに再会して……。「あぐりさんを乗せる舟になりたかった。(中略)馬鹿でしょう? そんなことを考えるなんて」──龍之進の初恋を描いた表題作を含む、大人気シリーズ第六弾!
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Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより) 伊三次が仕える不破の息子、龍之進が元服して見習い同心になり、朋輩たちと「八丁堀純情派」を結成。本所の無頼派と対峙した。 令和6年9月16日~18日
伊三次シリーズの、え〜っと・・・・・、6冊目です。最近コレばっかり読んでます。この本では、ジュニア世代(?)の活躍が始まりました。メンバーの名前と個性が、なかなか覚えられません・・・。馴染みの脇役や、これまでの関係者たちが、この本でもじつに巧みな役回りで、いい味出してます。
表題の「君を乗せる舟」がすごく良かったなぁ。 大人になる一歩手前の龍之介がいい仕事してる。 この人の描く江戸は、なんだか極彩色に感じられるくらい新鮮で好き。
髪結い伊三次捕物余話の第六弾。不破の息子が同心見習いとして出仕となり、そこから物語は進みます。妖刀などホラー的な物語も入ります。
不破家の坊ちゃんが成長して、初恋が…… 伊三次とお文は良い夫婦になって落ち着いた。 このシリーズは皆きちんと年齢を重ねていくのがいい。地に足のついた人物造形で、ご近所さんのような感じ。見守りたくなる。
目次 ・妖刀 ・小春日和 ・八丁堀純情派 ・おんころころ…… ・その道 行き止まり ・君を乗せる舟 ちょっとオカルトっぽい話もありましたが、伊三次のビビりっぷりが愉快でした。 そして、特別子ども好きなわけではなかったという伊三次が、子煩悩ないい父親になっている様子を見て、江戸時代、「イクメン」とい...続きを読むう言葉はなくても「子煩悩」という言葉があったなと思う。 仕事から帰ると当たり前のように子どもを受け取り、夜は親子川の字で寝る喜び。 家族の縁が薄かったからこそ、今が幸せなのかもしれない。 この巻では不破友之進の嫡男・龍之介改め龍之進の話がどれもよかった。 自分の証言により父親を殺人犯としてなくすことになった娘に、淡い恋心を抱きつつ何も言えない龍之進。 その娘・あぐりは、世間を騒がせている「本所無頼派」のリーダー(次郎衛)に思いを寄せていることを龍之進は知る。 あぐりに15歳年上の、あったこともない男との縁談が持ち上がる。 最初は、後妻でもしょうがないと諦めていたあぐりだが、やはり次郎衛のことが忘れられない。 最終的にあぐりは次郎衛の正体を知り、黙って嫁いでいくのだが、それをそっと見送る龍之進が切ない。 「わたしは舟になりたいと思いました」 自分が舟となって、あぐりを自由な世界へ連れて行ってやりたいということなのかと思った。 しかしそれは、現代の考え方である。 龍之進は、見も知らぬ男の元へ嫁ぐあぐりを、せめて自分が送りとどけたい、と、そう言うのだ。 元服したての、現在で言うならまだ中学生の年齢の龍之進にはあぐりを幸せにすることはできない。 けれどもいつまでも下町の裏店の長屋住まいをしていても、あぐりにいいことはひとつもない。 あぐりを幸せにするだろう場所へ、せめて自分が連れて行きたいと。 くう~。
シリーズ6冊目。 お文と所帯を構えた髪結いの伊三次は、赤ちゃんの伊与太を育てつつ、とりあえず安定した生活をしています。 「妖刀」は、いわくつきの刀が盗まれた事件を探るため、問題の邸へ髪結いに出向く伊三次。 目の前で、凶事が… 伊三次が手伝いをしている定廻り同心の不破友之進の息子が元服することにな...続きを読むり、少年の視点での話が多くなりました。 龍之助あらため龍之進として、同心見習いになったのです。 同じ年頃の仲間達六人と、まごまごしながら取り組む仕事の様子が面白い。 その頃、「本所無頼派」と呼ばれる六人組の若い男らが無茶をする事件が起きていて、彼らを自分たちでつかまえられないかと思うようになる。 高い所に登って雄叫びをあげるなどの人騒がせな行為だが、逃げ足が速く、おそらく相当な修練を積んでいる。まだ犯罪というほどでもないのだが。 旗本の次男三男が、行き場のない不満をぶつけているのではないかと。 不破の下の子で茜のやんちゃぶり。 女の子なのに、伊与太よりずっと手が掛かるんですね。 伊三次の手伝いをしている九兵衛が、本格的に髪結いをめざすことになります。 九兵衛と龍之進の微妙な張り合いもあったり。 伊与太が重い病気にかかり、皆が必死の看病。 当時は赤い物が効くというので、家は赤い物だらけに。 龍之進のほのかな初恋も初々しい。 表題作はそのエピソードから。 龍之進の将来が楽しみだというお文は、さすがに深川芸者だった目利き? 単行本は2005年3月発行。
あこがれた人の嫁ぐ日 舟をしたてた嫁入り道中・・・ あの、あの君を乗せる舟になりたい 莫迦ですね~龍之介改め(元服) 龍之進の純情な一面です 伊三次シリーズも次の世代の物語が 多くなりました!
第六弾 伊三次の仕える同心の息子、龍之進がメイン 相変わらず内容の変わらないが、短編の持って来かた、内容も変化なし 最近は必ず、理屈で理解できない事柄が必ず書かれている。
髪結い伊三次シリーズ。元服した一連の不破龍之心くんの話を中心に収められていますが、タイトルの言葉、「君を乗せる舟」にたどり着く一篇は特に秀逸で、泣けました。
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