作品一覧

  • 無能助監督日記
    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    1978年に日活入社、ロマンポルノの助監督として映画制作現場に配属となる。 その後約5年半、個性豊かな先輩監督の指導のもと、カチンコのタイミング悪いと叱責され、小道具をうっかり忘れこっぴどく怒鳴られ、予告編集がうまくいかず涙をこぼしたり。 生意気で自信家だった映画好きの青年は、映画が生まれる現場で失敗と挫折を繰り返しながら、それでも監督になることを夢見ていた。 映画監督の金子修介が昭和の助監督時代に記していた日記に、令和の今思うことを加えて構成した奮闘記。 那須博之、根岸吉太郎、石井岳龍ら映画人との出会いや、家族とのエピソード、大学時代の映研の先輩押井守との懐かしの武勇伝などが綴られる。 【目次】 第1章1978年 第2章1979年 第3章1980年 第4章1981年 第5章1982年 第6章1983年 第7章監督デビュー
  • ガメラ監督日記 完全版
    4.0
    1巻2,178円 (税込)
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「平成ガメラ三部作」制作日記の完全版! 怪獣映画の最高峰として、今なお多くの特撮ファンに愛されている「平成ガメラ三部作」。金子修介監督が自身の半生とシリーズ2作目『ガメラ2 レギオン襲来』(1996年)までの制作の裏側を赤裸々に記した『ガメラ監督日記』を『ガメラ3 邪神(イリス)覚醒』(1999年)公開25周年記念として復刊!オリジナル版に刊行後に制作・公開された『ガメラ3』のエピソード等を語った新規インタビューを収録した、「増補改訂版」になります! (底本 2024年3月発売作品) ※この作品はカラーが含まれます。
  • 無能助監督日記

    Posted by ブクログ

    映画監督の金子修介氏が日活入社から監督デビューまでのエピソードを綴っている。8ミリ少年が日活の門をくぐり出会いと別れ、挫折と失敗を乗り越えて成長していく。一篇の青春小説の様だった。ロマンポルノは性春と青春の学び舎である。

    0
    2025年04月15日
  • ガメラ監督日記 完全版

    ネタバレ 購入済み

    特撮本の傑作

    特撮関連の本の中でも、この本は名著だと聞いていたが、長らく絶版となっていて、手に取りづらくなっていた。
    この度新装版となり、ようやく拝読。

    評判通りの面白さだった。
    平成ガメラシリーズの面白さは今更言うに及ばずだが、本著は、主に企画か撮影までの準備、その舞台裏が包み隠さず描かれている。
    そしてそれが抜群に面白いのだ。この平成ガメラの企画がいかにして成立したか、また、興行的には必ずしも大ヒットとなくてもなぜ3部作つくられたか、興味深い内容になっている。

    また、映画においては、長期間の準備期間こそ本質であって、撮影に関する記述はあっさりしているのが驚いた。が、実際、現場としてはそうなのであろう

    #タメになる

    0
    2024年04月27日
  • ガメラ監督日記 完全版

    Posted by ブクログ

    怪獣映画の代名詞と言えばゴジラではあるのだが、平成の一時期の怪獣映画はガメラが作品としてゴジラに勝っていた時期がある。
    今や伝説と言ってもいい平成ガメラ三部作。
    その監督を務めた金子修介監督のプリプロダクションからポストプロダクション、そして公開から続編制作と、一連の制作過程を綴ったのが本書。
    話の脱線や無駄話も多いのだが、あの伝説的な傑作映画がいかにして産まれたのかを知る上で重要な資料の一つであるのは間違いなく、その過程を読むと驚くことも多い。

    それと当時の日記なので時代的に今読むと、これどうなんだ、となる箇所もチラホラある笑

    4作目の話もチラッと出ているが、本当にどこかのタイミングでや

    0
    2025年02月02日
  • ガメラ監督日記 完全版

    Posted by ブクログ

    ガメラ3の公開から25周年ということで、復刊。再読。
    4Kデジタル修復版が劇場公開された時、珍しく三度ずつ通ってしまったことを思い出す。

    アニメ化も済んだことだし、そろそろ続編はいかがでしょうか?

    0
    2024年05月26日
  • ガメラ監督日記 完全版

    Posted by ブクログ

    平成ガメラ制作の舞台裏。「完全版」とあるように基本的にはガメラ3の公開前に発売された書籍に少しだけ追記が足されたバージョン。ゴジラの二番煎じとナメられていたキャラクターが2016年に『シン・ゴジラ』が出てくるまで20年近くに渡り完全にゴジラを食ってしまった痛快な実話。撮影現場での脚本変更など純粋に映画制作の裏話としても面白い。個人的には『ガメラ3』の舞台裏こそ読んでみたいけれど、まぁそれぞれの個性が強くなってきて必ずしも一枚岩になりきれなかったという噂も根強いから一人の視点から語るのは難しいかw

    0
    2024年06月16日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!

OSZAR »