作品一覧
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3.0♯MeToo時代の傑作歴史ミステリー! 現代以上に女性差別著しい、1921年のインド。パールシーの一族の出身で、ボンベイ唯一の女性弁護士のパーヴィーン・ミストリーは、女性であるが故に法廷に立てず、父親の事務所で事務弁護士として働いていた。結婚の失敗という苦い過去を引きずりながらも、いつか父親のような弁護士になることを目指していた彼女は、ムスリムの実業家の屋敷に暮らす三人の未亡人たちの遺産管理のため、高級住宅街マラバー・ヒルを訪れた。想像以上に閉鎖的な生活を送る彼女たちの役に立とうと決意した矢先、屋敷の中で殺人事件が起こる。パーヴィーンは、自分自身のトラウマと対峙しながらも、事件解決に奔走するが……。 「レイ・シムラ」シリーズの著者による♯MeToo時代の歴史ミステリシリーズ第1弾。アガサ賞歴史小説部門大賞、メアリー・ヒギンズ・クラーク賞など受賞多数、各紙で絶賛の話題作。
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ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ベストセラー作家だった親友が死んだ。
主人公は、作家の未発表の原稿を見つけ、それを自作として発表する。
世の中には時々、なんか違うのになんかすごい、っていうものが存在する。たとえば、音を外しまくってるのにすごい歌手とか、ステレオ展開なのに妙に面白い小説とか…。
多分、この作品もその類なのだと思う。
贋作によってベストセラー作家になった主人公の苦悩を描くのかと思ったら、途中からアクション映画さながらになり、最後は…。
展開の移り方の突拍子もなさに、いやそれはないでしょ、とつっこみつつひきつけられるのである。
作者は、ジョナサン・ケラーマンとフェイ・ケラーマンの長男だそうで。
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Posted by ブクログ
「ジェシー・ケラーマン」の長篇スリラー(パロディ?)作品『駄作(原題:Potboiler)』を読みました。
「本書には奇想天外な展開があることをあらかじめ警告します」という内容紹介に惹かれて購入しちゃったんですよね。
-----story-------------
ミステリ界のサラブレット出現!
予測不可能の展開で読者を打ちのめす会心作
【ミステリ界のサラブレットが、奇想天外過ぎる展開で読者を打ちのめす強烈スリラー! 】
ベストセラー作家だった親友「ビル」が死んだ。
追悼式に招かれた売れない作家「プフェファコーン」は、「ビル」の仕事場で未発表の原稿を見つける。
誘惑にかられた彼はその原稿 -
Posted by ブクログ
はたして戦争をしかけてきたのは何者か。中国か?イランか?それとも?
インターネットが遮断され、停電のためテレビは使えず、ラジオ局さえ次々に沈黙していく中、いったい何がどうなっているのか全くわからない主人公たち。
そんななか、助けは全く来ず、かろうじて物資が上空から落下してくるだけで、マンハッタンは孤立しているどころか、封鎖されてしまう!
インフラは完全にストップ。
鳥インフルどころではない疫病が発生し、食糧はもはや全くといっていいほどない。
人々は生き延びるため、次々、最終手段にとびついていく。
そんな中、主人公たちはついにマンハッタンから脱出する事にする。
ところが、脱出後も、アメリカ