メアリー・ビアードの作品一覧

「メアリー・ビアード」の「舌を抜かれる女たち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 舌を抜かれる女たち
    4.7
    1巻1,760円 (税込)
    メドゥーサ、ピロメラ、ヒラリー・クリントン、テリーザ・メイ…。歴史上長らく、女性たちは公の場で語ることを封じられ、発言力のある女性は忌み嫌われてきた。古代ギリシア・ローマ以来の文芸・美術をひも解くと、見えてくるのは現代社会と地続きにあるミソジニーのルーツ。軽やかなウィットをたずさえて、西洋古典と現代を縦横無尽に行き来しながら、女性の声を奪い続けている伝統の輪郭をあぶり出す。
  • 舌を抜かれる女たち

    Posted by ブクログ

    読んでよかった。そして、どこかで見かけた本のような気がするが……思い出せない。ネットだったろうか。新聞の書評だったろうか。どちらで見かけていてもおかしくはないが、思い出せない。



    『女性の発言がどれだけ公の場から排除されてきたか』という事が書かれている。
    講演の内容を本にしてあるので、読みやすい。ただ、知らない物語(神話)について知っている前提で書かれているところもあるのでそれについては、自力で調べるしかない。

    それらを抜いても、伝えたい事はわかる。繰り返し「女性の発言がどう排除されてきたか』『女性の発言はどう受け止められてきたか』『女性はどのような時にだけ発言が認められたか』が書かれて

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    2023年12月16日
  • 舌を抜かれる女たち

    Posted by ブクログ

    ギリシャ神話からヒラリークリントンまで、女性が発言することへの抵抗、妨害。
    いやいや、この長い屈辱の歴史が容易に変わるわけがない。あきらめずに続けなければ。

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    2023年05月20日
  • 舌を抜かれる女たち

    Posted by ブクログ

    人類が文字を発明して残してきた情報には、こんなにも男性優生の思想がこびりついていたとは。そしてその物語を読んできた自分の中にも、無意識下の影響を発見する。

    権力の構造を変えていく、という主張がとても刺激的だった。
    1人1人の意識や行動のアップデートを行わないと未来には繋げられない。古典(過去)と現代は紛れもなく繋がっているのだから。

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    2020年09月06日

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