モーリス・ルブランの作品一覧
「モーリス・ルブラン」の「アルセーヌ=ルパン全集」「三十棺桶島」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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コルネイユ高等学校卒。1905年『アルセーヌ・ルパンの逮捕』でデビュー。『アルセーヌ・ルパンシリーズ』、『三つの眼』などの作品を手がける。フランスの小説家。レジオンドヌール勲章を受章。
Posted by ブクログ
アルセーヌ・ルパン全集の第1巻。ルパン対ホームズという図式を考えた時、ぼくはやはりルパン派なのだな。洒脱で軽妙、これルパンの持ち味ですよね。第1話の「ルパン逮捕される」は何とも言えない恋愛小説とも読めるし、第2話「獄中のアルセーヌ=ルパン」で脱獄可能なら最初からつかまらなければいいのにと皮肉をいうガニマールに「女がぼくをみつめていたのですよ」などと答えてしまうのがすばらしく粋じゃないですか。この恋は第1短編集の最終話「おそかりしシャーロック=ホームズ」で苦く思い出されるのですが...ルパンの恋って成就しないのがお約束なんだけど、長編『奇岩城』の結末なんかはその昔読んだときには泣いてしまったな。