アイルランドの薔薇

アイルランドの薔薇

550円 (税込)

2pt

南北アイルランドの統一を謳(うた)う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――そこには正体不明の殺し屋が紛(まぎ)れ込んでいた。やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく! 本格推理界に衝撃を走らせた期待の超新星の処女長編!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

アイルランドの薔薇 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    みるからにアイルランドの情勢や近隣国との政治の話を想像させるタイトル、個人的には敬遠しがち
    とりあえず本格推理と書いてあるので手に取る

    巻頭の登場人物リストにはカタカナがずらりと10人以上でニックネームも別にあるんかーい

    開始数十頁はリストを何度も見ながら把握しなければならなかったが、難点はそれ

    0
    2023年12月10日

    Posted by ブクログ

    物語はアイルランドの統一問題を背景に進んでいきます。

    日本人にとって宗教による争い(人殺し)は程遠い世界の話です。

    自分が思う宗教、宗派を絶対だと思うが故に争いは混迷を深めていき、創始者が愛だ恋だで説いていた教えを自分達の利権やプライドの為にひん曲げてしまう所が、神様を信じている人々を『劣る

    0
    2015年03月24日

    Posted by ブクログ

    アイルランドの状況が背景にある為、一つの殺人事件を通していくつものドラマが生まれていく中で、それら全てを丁寧に描ききったことに敬意を表する。

    0
    2017年05月20日

    Posted by ブクログ

    南アイルランドの宿で、武装勢力NCFの副議長が殺された。
    NCFは副議長の殺害を殺し屋に依頼していたが、殺され方が殺し屋の手口と違い戸惑う。
    宿泊客は、NCFの以外にアメリカ人大学生やオーストラリア人など様々。
    その中の一人、日本人科学者が事件を解いていく。
    果たして犯人は殺し屋なのか、それとも…?

    0
    2012年11月02日

    Posted by ブクログ

    石持浅海さん、初期の作品だったらしい。けど、面白かった❤️
    探偵役がまたいいね。
    また出てきたらいいのに。
    そして最後、それぞれの登場人物のその後がよかった。

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    デビュー作からコンスタントに面白いものを書き続けられるって良いな。
    “南北アイルランドの統一を謳う武装勢力”というから堅苦しい話になるのかと思いきや、安定の石持作品だった。
    スライゴーの宿屋で人が殺され、その犯人を並外れた観察力と論理的思考によって推理していくフジ。
    さらに、彼の推理によって宿泊客達

    0
    2022年10月02日

    Posted by ブクログ

    処女作で異国が舞台のミステリに驚いた。
    登場人物が厳選されており、カタカナ表記に悩まされがちになる舞台で唯一の日本人探偵含め読者に優しい愛称呼びはとても読み易い。名前はフルネームの後に愛称を重ねる配慮具合だ。カナカナに弱い日本人をよくわかっていらっしゃる。

    殺し屋 反社組織 ターゲット
    と、不穏な

    0
    2021年02月06日

    Posted by ブクログ

    アイルランドの武装勢力絡みで
    宿屋で起こった殺人事件
    一人の日本人が探偵役になり事件を追う
    事件の謎解きの経過などもなかなか
    楽しめました

    外人の場合、名前と愛称があり
    読みながら登場人物ページを何度も
    確認するんですが
    今回もまぁそれはありました

    0
    2020年06月07日

    Posted by ブクログ

    イェイツ懐かしい。いくつかの詩は今でもなんとなく覚えてる。
    「アイルランド人は困った人に優しい」って台詞があるけど、本当に信じられないくらい親切でびっくりした記憶。それはこの本にあるようなアイルランドの複雑な歴史も一因なのかもしれない。

    0
    2015年08月07日

    Posted by ブクログ

    アイルランドの複雑な背景の中で起こる事件に日本人科学者が挑む。
    初めて読んだ石持浅海さんの作品がこの処女作でした。他の作品も読んでみたいと思います。

    0
    2014年06月08日

アイルランドの薔薇 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

石持浅海 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す

OSZAR »