汚れた手をそこで拭かない

汚れた手をそこで拭かない

770円 (税込)

3pt

もうやめて……ミステリはここまで進化した!

第164回直木賞候補作。

ひたひたと忍び寄る恐怖。
ぬるりと変容する日常。

話題沸騰の「最恐」ミステリ、待望の文庫化。

閉鎖空間に監禁された
デスゲームの参加者のような切迫感。──彩瀬まる

平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、元不倫相手を見返したい料理研究家……。きっかけはほんの些細な秘密だった。

保身や油断、猜疑心や傲慢。
内部から毒に蝕まれ、
気がつけば取返しのつかない場所に立ち尽くしている自分に気づく。

凶器のように研ぎ澄まされた“取扱い注意”の傑作短編集。

解説=彩瀬まる

※この電子書籍は2020年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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汚れた手をそこで拭かない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    audible 。初めての芦沢央。
    普通の人が自分を庇おうとして、自分の弱さの方を選んだとき何が起こるのか。
    怖いミステリーでした。

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった。
    5つの短編から成る本作は、どれも外せない珠玉の小説でした。
    自分の足元にあったほんの小さな穴が気付かぬうちにじわじわ広がっていて、気づいた時にはもう埋まっていて抜け出せない!っていう感じ。
    悪夢を見てるような気分になりました。
    些細な傲慢や欲望、油断によって、気づいたらもとに戻

    0
    2025年04月24日

    Posted by ブクログ

    ひとつひとつの話ほどの出来事は、もちろんありません。しかし、もっと穏やかな出来事は、日常のどこにも潜んでいる気がします。

    0
    2025年04月24日

    Posted by ブクログ

    自分ごとだとしたらとても嫌な話ばかり。
    他人事だと確信できるから読み進められる。
    面白い。でも、この作品群を読んでいて面白いと言ってしまって良いものか悩む。
    「ミモザ」が印象的でした。

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    日常に潜む狂気や人間の心の闇を描く芦沢央さんの作品が好きで、本作も手に取りました。何気ない会話や行動の中に、ゾッとするような人間の本質が垣間見える瞬間があり、まるで自分の身に起こっても不思議ではないような、そんなリアルな恐怖を感じました。芦沢さんの描く人物たちの心の揺れ動きが、まるで自分の感情のよう

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    とても嫌な気持ちになる。。。
    二択を外し続けるとこうなってしまうのか。。。っていうようなとても嫌なミステリー。
    本当に嫌な気持ちになりたい人はぜひ。

    0
    2025年05月22日

    Posted by ブクログ

    非常に濃いミステリー短編集

    どれもふとした時に起こるかも知れない事件で、でもじゃあどうすればいいのかは分からない

    0
    2025年05月19日

    Posted by ブクログ

    ただ、運が悪かっただけ
    その工務店の顧客のひとりは何につけ文句を言う人だった。
    人を困らせて喜ぶような人だったと思う。

    埋め合わせ
    当直の日、プールの水が抜けているのに気が付いた。
    教頭に報告しようと思ったが、しらばっくれることが出来るのではと考えた。

    忘却
    始まりは隣室に届いた郵便物を間違えて

    0
    2025年05月19日

    Posted by ブクログ

    芦沢央さんを読んだ最初の作品です。日々の小さな失敗や出来事からこんなことになるのかという気持ちの悪い読み応えのある作品でした。文を読んでいるのにも関わらず思わず本から目を背けてしまったり、早く終わってほしいと願ってしまうくらい感情移入してしまいました。文章も読みやすくページ数も多くないためすぐ読めま

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    ひたひたと忍び寄る恐怖
    ぬるりと変容する日常

    っていう表現がぴったり。

    少しの秘密と嘘から取り返しのつかないところまで来てしまう怖さ。
    戒めですね〜〜

    0
    2025年04月19日

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