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生まれながらに人の心を読むことができる超能力者、美しきテレパス火田七瀬は、人に超能力者だと悟られるのを恐れて、お手伝いの仕事をやめ、旅に出る。その夜汽車の中で、生まれてはじめて同じテレパシーの能力を持った子供ノリオと出会う。その後、次々と異なる超能力の持ち主とめぐり会った七瀬は、彼らと共に、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と壮絶なバトルを繰り広げる!
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Posted by ブクログ
七瀬シリーズの第二弾 前作の家政婦の視点での家族ドラマの短編集とは打って変わり今作はサスペンスタッチのエンターテイメント小説へと変化している 作中で登場する超能力による駆け引きはジョジョ4部や岸部露伴などの異能力ものを彷彿させるが、テレパシーという意識感応能力がゆえに視覚演出としてはかなり地味では...続きを読むある だがそれが小説という媒体だからこそ伝わるスリリングかつエキサイティングな演出に我々読者の心を魅了させる事に成功が出来てると言える しかもただハラハラドキドキする娯楽小説ではなく闇の組織や超能力者の苦悩や差別などを実社会の人間の暗部をオブラートに伝えているところは作者の力の入りようも凄まじく最終的には哲学的な語りにも繋がる事からもありとあらゆる情報の渦が作中の感応される意識の様に怒涛に広がってくる様に感じ取れる 作者が最も脂が載っていた時期に書かれた本書は娯楽小説として最高の一作である為時かけしか知らない人にこそ知っておくべき名作である
ノリオ、ヘンリー、ヘニーデ姫など登場人物の色が強く出ていて素敵。 七瀬が彼らをどんどん味方につけていく展開もワクワクする! 彼女の相手に超能力を知られてはいけないが、自分は断片的に相手の情報を読み取れる前提(ルール?)があるから、その中で道を切り開いていくのが面白い。
面白かった
面白かった。 前作では、人間の心理を描写するための表現上のツールとして テレパスが使われている印象だったが 今作では、打って変わって、 能力者バトルのような活劇 超能力者の葛藤、超能力者同士の協力と対立などがあり とても面白かったです。
20年以上ぶりで再読。『家族八景』とはまた違ったアクティブな作品。『家族八景』でも思ったけれど、文学的エロ表現が筒井康隆ならではという感じ。ラストは七瀬も思えば遠くまで来ちゃったなあと思ったかもしれない。このあとどう続ける?
テレパス七瀬シリーズ第二弾。 超能力者は七瀬だけではなかった。短編を追うごとに次々と増えていく、超能力者たち。彼らは敵?それとも味方なのか? 家政婦として働き、孤独な超能力者として描かれた七瀬だったが、今作ではすでに別の仕事を転々としながら、身をやつしながら生活する。相変わらず、人の心が読めてしま...続きを読むうがために、のらりくらりと危機をかわしながら過ごす。 しかし残念なことに、世の中には、超能力をよく思っていない人達もいて、中盤から、能力者と、非能力者の戦いが始まる。 前作の日常風景から少し離れて、物語の規模が大きくなった気がします。パプリカとはまた違うテイストの世界観に、筒井康隆さんの才能、特に心理描写が色鮮やかで、書く上で非常に参考になりました。 三部作と言われておりますが、いったいこの話、どう続くのでしょうか。そんな不思議な読後感でした。
人の心を読むことができる七瀬さんを主人公にした小説。『家族八景』に続く二作目にあたる。前作では孤独な超能力者だった七瀬さんは、同じような能力を持った人たちに出会う。 仲間はできたが、敵がいることもわかる。超能力者の根絶を目指す組織があるようだ。仲間との安住の地は、戦場へと変わっていく。 ひやぁー こ...続きを読むんな終わり方をしてしまうのか。 さっそく、三作目である『エディプスの恋人』を読み始めることとする。
映像が浮かんでくるようなSF小説。 前半は様々な超能力者との出会い、後半からハラハラの怒涛の展開で目が離せなくなります。 別れが切ない。
家政婦の続きだとしても十分満足だったのに、想像を超えていった。素晴らしい作品。 続編があるらしい。『エディプスの恋人』
七瀬は列車の中で二人の精神感応者(テレパス)と出逢います。 ひとりは3歳の男の子で読唇術を持ったノリオ。ノリオは継母に連れられて虐待されています。 もう一人は予知能力者の青年岩淵恒夫。恒夫とはあまりよい出逢いではなかったけれど、最後に再登場したところでは泣けました。 列車事故から救ったノリオ(継母...続きを読むは事故死)と七瀬はアパートで一緒に暮らしはじめます。 そしてまた、七瀬が働く高級バーのバーテンで黒人のヘンリーは念動力があります。 ヘンリー、ノリオと隠れ家を探しに船旅をしている時に漁(すなどり)藤子という時間旅行者(タイムトラベラー)とも出逢います。 そして超能力者抹殺集団である、刑事を装った集団と一揆打ちをすることになりますが…。 実らなかった初恋。 失った仲間。 七瀬はこれから一人でどこへ行くのか。 テレパス同士の対決シーンは読みごたえがありました。 超能力者は同胞のいるところでない限り、たとえそこが故郷であったとしてもやはり異邦人なのだーというテレパスの定めが哀しかったです。
七瀬3部作。 高校生の時に読んで、忘れられない作品。 大人になって読んでもやっぱり面白かった。 こういうのは本当にすごい。
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