幻詩狩り

幻詩狩り

950円 (税込)

4pt

1948年。戦後のパリで、シュルレアリスムの巨星アンドレ・ブルトンが再会を約した、名もない若き天才。彼の創りだす詩は麻薬にも似て、人間を異界に導く途方もない力をそなえていた……。時を経て、その詩が昭和末期の日本で翻訳される。そして、ひとりまたひとりと、読む者たちは詩に冒されていく。言葉の持つ魔力を描いて読者を翻弄する、川又言語SFの粋。日本SF大賞受賞。

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幻詩狩り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これまでに読んだ日本のSF小説の中で一番面白かった。言葉の持つ魔力にフォーカスして、異なる時間軸の物語が次々と展開されていく。

    物語は80年代の日本パートと、40年代のNY・パリを舞台としたパートが主軸になっている。作者が意識しているのか、舞台が海外に切り替わってからの描写はまるで海外小説の名翻訳

    0
    2019年05月13日

    Posted by ブクログ

    <poka>
    初めて川又作品を読みました。筆力が感じられ、川又さんの世界に引き込まれました。

    <だいこんまる>
    引き込まれて、pokaさんは火星まで行っちゃいましたぁ。

    0
    2011年10月30日

    Posted by ブクログ

    SFは普段あまり読まないけど、下北の古本屋でタイトルに惹かれて購入。
    かなり衝撃的だった。面白かった。

    言葉をこんなふうに使うという発想。
    実在したらゾクゾクする。
    SFだからなのかストーリーがメイン。
    もっとストーリーどうこうというより、状況や文章のアンニュイな深さ、抽象的な表現の幅、みたいなも

    0
    2021年11月13日

    Posted by ブクログ

    出版社からもわかるように、SF。
    ふだんはあんまりSFって読まないんだけど&川又千秋って初めて読むけど、けっこうおもしろかったです。

    フランスの若き詩人が書いた、禁断の詩。それを読んだ人びとは次々に精神を犯され、死んでいく…。
    …と、ぶっちゃけ、初めは、SFっていうより、サスペンス?って感じなんだ

    0
    2013年09月30日

    Posted by ブクログ

    SFはこれまで「アルジャーノンに花束を」ぐらいしか読んだことがないが、珍しく読んでみた。
    結構恐い。SFとは分かっていても、本当にあり得ないことなんだろうか、と思ってしまう。普段から言葉の力は思い知っている訳で。
    シュルレアリスムという言葉は聞いたことあるようなないような知識レベルだが、結局何が現実

    0
    2022年11月24日

    Posted by ブクログ

    「シュルレアリズム」と「アンドレ・ブルトン」共に始めて知りましたが、もう少し調べてみたいと感じました。

    言葉が今以上の機能を将来発現させる可能性は、大いにあると思います。

    0
    2022年02月22日

    Posted by ブクログ

    著者は、読者に与える影響をコントロールすることはできない。今の時代に、こんな創作物があったとしたら、誰も止められないのだろうな。他人に、世界に向けて公表する前に、全ての創作者はよく考えなくてはいけないのかも。これに危険はないのかどうか。

    0
    2021年12月05日

    Posted by ブクログ

    ブルトン以下、デュシャンやアシール・ゴーギーと言ったシュルレアリズム界の有名人がわらわらと出てくるパリ=アメリカ編が楽しい。日本編は作者の弁によると、媒体を意識したとのことだが、安手のバイオレンスノベルを思わせるところがあって、あまり買えない。メインのアイデアはポストモダン以降の言語観を考えると、あ

    0
    2021年11月04日

    Posted by ブクログ

     現代から過去、未来と時間がすらりとわかっていく。登場人物も場所も、リレーのように変わっていく。とある文書が生まれて消えるまでの物語だが、その作品には人類の未来を左右する凶暴な力があるのだ。

     特に中盤から後半を占める現代(少しさかのぼるが)日本編は、ある種企業小説的なタッチで進むけれど、登場人物

    0
    2018年06月05日

    Posted by ブクログ

    シュルレアリスム運動を舞台に現代にまで続く詩(架空の詩)が巻き起こす騒動を描いたSF。シュルレアリスムの本質を描けているわけではないが、その異質さの一端を表現している。惜しむらくは展開に難ありか。

    0
    2011年12月07日

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